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たびぶろぐ

いろいろな旅の記憶と記録。

愛媛、内子(2016年8月)

愛媛2日目は、まず朝から内子へ向かった。内子は、江戸から明治期にかけて、木蝋や和紙などの生産で繁栄した町。和ろうそくや、人形浄瑠璃内子座、歴史的なたたずまいの町並みで有名。松山駅から宇和島行きの列車はなんとアンパンマン列車だった(往復とも。たぶん同じ車両だったかも?)。外装、内装ともアンパンマンに出てくるキャラクターがいっぱいで楽しい。乗り心地も大変よく、山間を走り抜ける車窓の風景を眺めていると、スピード感も結構あった。

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 内子の駅は、高架になっていてとても気持ちのいいホーム。天気でよかった。

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 駅から歩いてまずは第一の目的の内子座へ。文楽の公演は現在でも年に1回行われている。公演がない時の見学のための入場料は大人400円。パンフレットによると、「木蠟や生糸などの生産で栄えていた時代、芸術・芸能を愛してやまない人々の熱意によって建てられた」とある。農閑期に歌舞伎や文楽などを楽しむための内子座は、大正5年2月(1916年)大正天皇即位を祝して創建され、木造二階建て、瓦葺き入母屋造り。ホールとして活用後、老朽化のために取り壊しになるところを町民の熱意により復元され、昭和60年(1985年)劇場として再開され、その後も文楽興行を打つための改修工事などを経て、1995年から内子座文楽として年1回の公演が定期化され現在に至っている。(厳密にいうと、途中で一度財政難に見舞われ中止期間があったらしい。詳細は、内子座のウェブサイトにある。)大正期に出来たものだとはいえ、江戸期の雰囲気が漂っている。そして、今年はちょうど創建100周年という記念すべき年だった。

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 花道と舞台、座席のようす。使い込まれた木の風合いに落ち着きがあり、気持ちいい。

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 二階席もあって、上から見下ろしてみた。舞台横から奈落にも降りて廻り舞台を回す仕掛けや、スッポンやセリの仕掛けも見られる。こじんまりした感じが大きな劇場とはずいぶん違って、楽しい。舞台左手には、内子座の法被があって、着用して記念撮影もできる。つまり、舞台にも上がれる。 

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 内子座を出て、古い街並みが残されている通りに行く。 

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和ろうそくで有名というが、お目当てのお店は休みだった。心なしか、通りにもほとんど人がなく、物寂しい雰囲気もあったのは意外。もっと観光客がいてもいい気がする。考えてみれば、駅から歩いている間も、ほとんど人と会わなかった。そして、駅に戻るときも…。途中、雨が降り出し、ちょうど大きなお屋敷で公開しているところに雨宿りできたのは幸いだった。そして、雨宿りしている途中で入ったおしゃれなお土産屋さんで、かの「水曜どうでしょう」絵はがきの旅で内子が出ていたことを知る!そのお店では和ろうそくを購入。

なんてことをやっている間に、意外に時間が経ってしまい、電車の時間に結構ぎりぎりになって、帰りは少しあわただしくなってしまった。